2009年7月11日土曜日

ペットと一緒にフィットネス 双方に効果と

(CNN 6月14日)

人間と同様、犬や猫の肥満も増加傾向を示すなか、
飼い主とペットが一緒に減量に取り組むアイデアが注目。
双方の健康に役立つだけでなく、ペットが「コーチ役」を果たすことで
効果が上がりやすくなるとの報告。

米カリフォルニア州ベニスビーチの海岸で、エクササイズに励む
タラ・ブラウンさんは、バーベルの代わりに飼い猫の
「ラッキーキャット」を抱えて、腕や腰の筋肉を鍛えている。
腹筋運動を始めると肩に飛び乗り、
ヨガのポーズではひざの上におさまるなど、
ラッキーキャットのほうも楽しげ。
「エクササイズを始めるたびにまとわりついてくるから、
使ってみることにしたの」と、ブラウンさんは笑う。

ジェニファー・ロペス、キャメロン・ディアスら有名人のトレーナーとして
知られるガナー・ピーターソン氏は、
ペットと楽しむためのエクササイズ・ビデオを出している。
「ペットは飼い主に似る。
飼い主が散歩をさぼってじっと座っていたら、本人も犬も運動不足に。
触れ合う時間が持てない罪悪感から、
おやつを与え過ぎてしまう飼い主も多い」
腹筋運動やスクワットをしながら、犬におもちゃを投げてやったり、
猫にペンライトの光を追わせたり、ダンベルに飾りをぶら下げてみせたりと、
エクササイズをしながらペットと遊ぶ方法は色々。

人間と犬のための「フィットネスガイド」を執筆した
ノースウェスタン大医学部のロバートカシュナー博士も同じ意見。
同博士らが06年、肥満治療の専門誌に発表した研究によると、
飼い主と犬がともに太り過ぎている場合、
1年余り一緒にエクササイズに取り組むと、
飼い主が平均5.2%、犬が同15%の減量に成功。
犬を飼っていないグループに比べ、大きな効果。
飼い主グループは犬との触れ合いを楽しみ、
せがまれて散歩に出るなどして減量を進めていた。
「犬はコーチ役となって、飼い主を励ますこともできる」

http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200906140017.html

0 件のコメント: